Technic Library (Inner) No.04

WAのS.C.W ガバメントの分解方法

今回はガバメントをカスタムするに当たって絶対に必要な分解方法を紹介します。これは次のNo.5を行うに当たって絶対に必要な技術です。

なお、今回の分解方法を行うことによって銃が破損、最悪の場合銃が作動しなくなる恐れがあります。そうなっても構わない、もしくは絶対にそうならないという自身のある方のみ行ってください。もちろん、そのような不具合が出た場合には私は責任を負いませんのでご了承ください。

1:準備

まず、分解に必要な工具です。以下に記すものは最低限有ったほうが良いでしょう。

・ラジオペンチ
・6角レンチ(2mm、2.5mm)
・マイナスドライバ×3
・ニッパ
・棒ヤスリ

これらの工具が用意できたら、銃からマガジンを外し、チャンバーが空であることを確認します。分解を行うときは机の上よりも床でやることをお勧めします。これは分解中に部品が飛んだときにその部品が机から落ちるよりも破損する可能性が低下する、探しやすくなるなどがあるためです。また、細かい部品が飛ぶことがあるのでそれが怖い人は大きなビニール袋に銃と手を入れて、その中で分解すると細かい部品を無くすことを防ぐことが出来ます。

 

2:フィールドストリッピング

説明書に従ってフィールドストリッピングを行います。スライドストップを外し、スライドをフレームから外し、スライドの中のスプリングガイド、スプリング、プラグ、バレルブッシング、バレルを抜き取ります。なお、バレルの分解方法は説明書に掲載されているので割愛します。

 

3:スライドの分解

まず、以下の写真のようにマイナスドライバーをブリーチとスライドの間に入れて、スライドを開きます。

そして、ノズルをエジェクションポートから押してやると、ブリーチが少し持ち上がります。この状態になったらドライバーを抜き、ブリーチを銃口方面に移動させると外すことが出来ます。

これがブリーチを外した写真です。写真上のプラスネジを外すとリアサイトが外せます。これでスライドは完全に分解することが出来ます。

 

4:フレームの分解

次に、フレームの分解です。まず、グリップを外します。マイナスネジでついているのでネジを外せば簡単に外れます。

次はメインスプリングハウジングを取り外します。まず、以下の写真の場所のピンを2.5mmの6角レンチを使って外します。

このピンを抜くとき、ハンマーが起きているとハウジングが下に飛び出すのでハンマーを倒し、手で押さえながら行いましょう。

次に、サムセフティを取り外します。まず、ハンマーを起こし、サムセフティをかけて以下の写真のように銃を持って左手の親指と人差し指で外します。

このように右手の指を掛けているのは、セフティプランジャーが飛び出してくるのを防ぐためです。また、サムセフティは上下に揺すりながら引っ張るとはずしやすいです。

サムセフティを外すとグリップセフティ、シアースプリングが外れます。また、銃口側を上にしてプランジャーガイドからスライドストッププランジャーとスプリングも外します。そして、右側面後方に見える2本のピンのうち、後方、ハンマーピンを抜くとハンマーが、前方、シアーピンを抜くとハンマー、シアー、ディスコネクタ類(3つ)、バルブロックレリーズが外れます。

これはシアーピンを外したときに出て来る部品です。

そして、マガジンキャッチとトリガーを外します。

上の写真の真中のマイナスネジのような部分を回して溝を横にするとマガジンキャッチが外れます。このとき、マガジンキャッチを押しながらまわすとスムーズに回ります。マガジンキャッチが外れたら銃口側を上に向ければトリガー類が外れてきます。

 

5:シャーシの取り外し

この部分を取り外すことで完全分解ができるわけですが、これを取り外すときにフレームを折る可能性があるので、必要が無い限り外さないことをお勧めします。ちなみに、私は1箇所折りました(涙

まず、このようにマイナスドライバーを差し込み、フレームとシャーシを浮かします。シャーシは赤矢印の部分で完全にはまっている為、このようにしてやらないと外せません。なお、反対側も同じようになっているので反対側にも差し込みます。

そして、このようにシャーシの先端の下にマイナスドライバーを入れ、てこで浮かします。このときあまり力を加えすぎるとフレームが折れるので注意が必要です。なお、このときサムセフティの孔を指で押さえて広がらないようにするとフレームが折れるのを防げるかもしれません。

これがシャーシを外した写真です。矢印の部分は本来もっと出っ張っていますが、組み立てたり次に分解することを考えると写真のように削ってしまうことをお勧めします。尚、この真中はネジが切ってあるので加工するときはねじ山をつぶさないように気をつける必要があります。ニッパを使ってネジの谷に沿って切っていくとうまく行きます。切り終わったらヤスリを掛けて平らにします。

このシャーシを分解すれば完全分解ですが、この部分の分解はあまり必要でないと追われるため省略します。

 

6:組み立て

基本的に、組み立ては分解の逆の順に行えばよいのですが、それだけでは苦労する部分があるので説明を行っておきます。

まず、シャーシをフレームにはめ込みます。上記の加工を行ってあればすんなりとはめることが出来ます。なお、このときもサムセフティの孔を押さえておくとはめ易いです。

次に、トリガー類、マガジンキャッチを取り付け、以下の写真の部品を取り付けます。

この写真の部品を右から順番に上に重ねるようにして取り付けていきます。右から3番目の部品は2番目の部品の孔にはまり、左から2,3,4番目の部品は左から1番目のピン(シアーピン)で固定されます。なお、各部品は写真のように高さがそろうので組み立てるときの参考にしてください。

まず、ディスコネクターガイドとそのスプリングをシャーシに上から取り付け、ディスコネクターをグリップセフティの部分からラジオペンチで入れ、ガイドの穴にはめます。

そして、バルブロックレリーズをシャーシの上から取り付け、シアーをラジオペンチで持って以下の写真のようにのせ、シアーピンを刺します。

次にシアースプリングを取り付けます。このとき、シアーが以下の写真のようになっていることを確認してください。

左から、トリガーバー、シアーをスプリングが押さえています。また、ディスコネクターはシアーの後ろにあります。

確認できたらスプリングを押さえつつハンマーを入れてピンで固定し、スプリングハウジングをはめます。このとき、ハウジングは以下の写真の部分で止めておきます。

こうしておかないとグリップセフティが取り付けられません。なお、ハウジングを取り付けるときはハンマーを起こしながらハウジングを持ち上げていくとハンマーストラットがうまく納まります。

グリップセフティを取り付け、プランジャーガイドにスプリング、スライドストッププランジャー、セフティプランジャーを取り付けたらサムセフティを取り付けます。このとき、ハンマーは起こしておかないと付け難いです。サムセフティを途中まで差し込んだら、プランジャーをマイナスドライバーや6角レンチなどで押さえながら差し込みます。

最後に、ハウジングを持ち上げてピンを差し込めばフレーム側は終了です。なお、ハウジングを持ち上げるときはハンマーを倒したほうが持ち上げやすいですが、ストラットが外れることがあるので、ハンマーを倒しながら持ち上げると良いでしょう。

スライド部分の組み立ては簡単で、本当に分解方法の逆をやれば素手で取り付けられます。

後はグリップを取り付け、説明書に従って組み立てれば完了です。

 

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